現政権はIR法案を推進する立場にある
IR法案の今後の行方ですが、今現在の政治情勢が続ければ比較的スムーズに議会で決定されるでしょう。
現政権はIR法案を推進する立場にあります。
一部の与党に考え方が近い野党に関しても、法案採決には賛成する見込みが強く、議会の議席数を考慮すれば多数決によってスムーズに法案が通過し、スケジュール通りに施行される可能性が極めて高いです。
最大野党は法案に否定的な立場を取るのは明白ですが、最大野党の議員すべてが反対にまわっても採決には影響は見られません。
野党側の支持率は低下の一途をたどっており、国会の勢力図に大きな変化は今後も見られないでしょう。
画像引用:https://mainichi.jp/articles/20180719/k00/00e/010/288000c
俗にカジノ法案とも呼ばれ、マスコミが当初国内で報じた際は世間で非常に大きな誤解を受けました。
まだまだ日本人の耳にカジノという言葉は馴染みがなく、多くの国民がネガティブな印象を持ちました。
国はギャンブル依存症を増加させたいのか、賭博を合法化したら治安が悪くなる、カジノ整備に使う予算は勿体ない等、マスコミや野党勢力は挙ってIR法案の中身を吟味せず、ネガティブなイメージを広げてレッテル貼りを繰り返しましたが、徐々に法案の中身や海外のカジノ事情が伝わり始めて、最近では世論調査でもIR法案に対してポジティブな割合が増加しているのです。
ラスベガスは家族連れでも気軽に安心して遊べる街
実際にラスベガスなどのカジノはむしろ治安が良く、家族連れや外国人観光客でも気軽に安心して遊べるものです。
国内で施工される見込みのIR法案も、ラスベガス型の施設を建設する事を念頭に置いています。
俗にマスコミ等がカジノ法案と報道するため、カジノ関連の施設だけが国内に建設されると誤解されていますが、IRとは巨大なリゾート施設を指す言葉であり、劇場や遊園地やテーマパークなど総合的なレジャースポットを新設し、その一部にカジノも設けるという趣旨になります。
日本のマスコミや最大野党は与党が提案する法案については、残念ながら中身を吟味して正しく反論や実りのある批判をする事はありません。
文字通り反対のための反対をする事がほとんどです。
カジノが出来る事でギャンブル依存症が増加する、治安悪化が進む、景気が悪くなる等、非常にネガティブな印象操作が未だに続けられていますが、いずれも根拠のある批判ではなく、むしろラスベガスの状況を考えれば批判の内容とは正反対の結果が出ているのです。
大阪の街は特にIR施設建設に対して前向きなムード
現政権の支持率は高く安定しており、細かい大臣や与党議員の失言などのスキャンダルはしばしば出ていますが、政権運営に打撃が加わる程の出来事はありません。
IR法案に対して非常に積極的な姿勢を見せているのは大阪府であり、ベイエリアの開発に以前失敗した地域を、IR施設にして再び景気回復を狙いたい、という期待感が高まっています。
画像引用:http://www.osakabayarea.com/map/map_mai.html
大阪の街は特にIR施設建設に対して前向きなムードがあり、新設によって外国人観光客の増加や雇用創出や景気回復などの効果が得られると、大歓迎の雰囲気です。
他の自治体もIR施設の新設に名乗りをあげていますが、今現在の情勢では誘致に対して積極的な大阪府が予定地として一歩リードしています。
このままスムーズに法案審議が済み、法案が可決成立して国内最初のIRが新設される事になれば、やはり最有力候補は大阪のベイエリアとなります。
大阪のベイエリアでは万博の開催が既に決定しており、その跡地を有効活用する事が出来ます。
他の地域とは違い、既に整備されている土地があり、ベイエリアというIR施設の立地条件に適した環境があり、さらに府民が誘致に対して意欲的というムードもあり、よほどの事がない限り今後は国内最初の物は大阪に新設され、その後は北海道や和歌山や福岡などの地域に設置されていく流れとなるでしょう。